導入企業紹介
「白い恋人」もテーマパーク
運営もサッカー場も
100%実質再生可能
エネルギーの電力に
全施設の電力使用における
CO₂排出量実質ゼロを達成
北海道を代表する銘菓「白い恋人」を製造・販売をする石屋製菓様(札幌市西区)では、
2019年の終わり頃、コロナ禍に突入し観光客は激減、白い恋人パークは休館せざるを得なくなり、
工場も稼働させられず…という危機的な状況を機に、今企業に求められているSDGsへの取り組みをどう進めていくかという課題に向き合うことにしました。
石屋製菓様の長期ビジョン「100年先も、北海道に愛される会社へ」を実現するために、
「電力によるCO₂排出量実質ゼロ」「脱炭素」を掲げたのです。
そうした状況を加味した上で、エゾデンより「利用する電力そのものを実質的にCO₂を排出しない、
再生可能エネルギーを利用した電力に変える」ことを提案。
2022年より宮の沢工場・北広島工場を皮切りに導入し、2023年4月には白い恋人パーク内のチュダーハウスも
実質再エネを導入し、全施設の電力の使用によるCO₂排出量を実質ゼロにすることができました。
再生可能エネルギーを導入し、
実質再エネ100%を実現している全施設
施設名 | 2021年 | 2022年 | 2023年 | |
本社事務棟 | 266 | 110 | 実質 0 |
|
宮の沢白い恋人サッカー場 | 117 | 45 | ||
宮の沢工場 | 892 | 374 | ||
白い恋人パーク | チョコトピアファクトリー | |||
チョコトピマーケット | ||||
中庭・からくり時計 | ||||
チョコトピアハウス | 771 | 842 | ||
チュダーハウス | ||||
北広島工場 | 3,059 | 649 | ||
合計 | 5,105 | 2,020 |
ISHIYAの施設の電力によるCO₂排出量の推移(単位:t)
銘菓「白い恋人」の製造ラインや国内外の人々が楽しみに訪れる「白い恋人パーク」他、
保有するすべての施設の電力によるCO₂排出量実質ゼロは、
北海道が推進する”ゼロカーボン北海道”の動きを後押し。
4年ぶりに開催した「白い恋人パーク」のイルミネーションイベントも、CO₂排出量実質ゼロの電力で開催。
環境面においての地域貢献を実現することで、札幌商工会議所が主催する「令和5年度 SDGs経営表彰 総合賞」を受賞し、その一助になりました。
さらに具体的かつ効果的な節電目標や節電対策の検討を可能にする
「電気の見える化サービス」(Info Ennet)を提供。
利用することで建屋毎の電気の使用状況が1ヶ月毎ではなく1回単位、30分単位で見えるので、
即座に分析・改善が可能に。
省エネ達成に向けての新たな取り組みを実現しております。
Info Ennet画面 ※画面はイメージです。
市や企業と連携した環境保護への取り組みを行うなか
使用する電力を再生可能エネルギーへと転換し
実質的に再生可能エネルギー電気100%を実現
国設阿寒湖畔スキー場は、使用する電力を実質再生可能エネルギーに切り替え、
電力使用によるCO2排出が実質ゼロを達成いたしました。
2022年3月、阿寒湖温泉は道内初の≪ゼロカーボンパーク≫に指定されました。
当スキー場でもカーボンニュートラルを目指し、耐久力に優れ持続可能なスタッフウェアの導入など、
市や企業様と連携した環境保護への取り組みを行うなか、
2022年8月には使用する電力を実質再生可能エネルギーへと転換いたしました。
当スキー場は、再エネ導入支援メニューにより、
電気(主に天然ガス発電道の電気)に再エネ指定の非化石証書を組み合わせることで
実質的に再生可能エネルギー電気100%を実現しました。
再生可能エネルギーを導入し、実質再エネ100%を実現している全施設
*算出期間:2022年8月1日~2023年7月31日
*削減効果:エネットの22年度通常メニュー
(0.408kg-CO2/kWh)で計算。
また、エゾデンでは“でんきでげんきプロジェクト”により、
電気料金による収益の一部をスキー連盟競技本部アルペン部に還元し、
アルペン競技に取り組む選手の皆様へより良い競技環境を提供するお手伝いをしております。
自然豊かな阿寒湖で運営するスキー場として、
みなさまが安心してウィンタースポーツを楽しめる未来をつくる活動を続けてまいります。